Signet 35

穏やかな時間

Fh030021



毎日忙しくて、なかなかフラリとカメラを持ってお散歩というのもままならない。。。


その点、旅行というのは写真好きにとってこの上ない贅沢な時間が過ごせる。
難しいことはすべて忘れて、苦しまずに早起きもできて^^;
フラリとカメラを持って朝からお散歩♪


そんなときに写したいのは、旧所名跡ではなく、何気ない地元の顔。


大好きな鳥取、境港にはそんな顔がたくさんあった。
海で釣りを楽しむおじさんたちはカメラを向ける私にいやな顔ひとつせず、にこやかだ。


海は青々と広がり、真っ青な空には白い雲がぷかぷかと浮かぶ。。




穏やかとはこのことだ!っと思う。。


心の深呼吸をさせてくれる空気、そんな空気が境港にはあった。




Fh030007



Fh030024

撮影2010.10.10

| | コメント (0)

ファインダーは心の窓

Fh020029

私が心から敬う植田正治先生のお言葉だ。

ファインダーは自らの心の世界を展開する目だ・・と・・

「植田正治 私の写真作法」という本を読んだ。
文章を書くのはあまり得意ではなかったらしく、本という本は書いていない。
この本は、70年代のカメラ雑誌に掲載されたいくつかの文章をまとめたもので、
植田先生の文章をまとめた唯一の本であり、生前最後の本である。

先生の子供のような無邪気さと一途さと、写真に対するこだわりが伝ってくる本だ。


植田先生は、2000年7月4日に亡くなっている。
植田正治美術館は、1995年9月23日に開館。

植田先生の最後の大仕事だったに違いない。


先日訪ねて、思ったことは・・・・・・・・・・・・・・「生きているんだ!」
亡くなって10年。
先生はここで写真を撮り続けている。。

先生のこだわりは、建物の隅々にまで行きとどき、どこから何を撮っても「植田先生ならこんな写真を撮るのかな。」という写真が撮れる。

植田正治美術館を代表する風景とも言える窓には、きれいに大山が映し出される。
この窓の写真を始めてみたとき、「きれいだ!行きたい!」と思ったと同時に、「このショットは誰にでも撮れる」と思った。

ところが、行ってみると毎日、違う天気・・違う季節・・違う雲・・
誰が撮ってもきれいに撮れるが、誰もが違う大山を撮るのだ。

植田先生が、この美術館に来る人たちに変わりにシャッターを切ってもらっているのだと思った。
ファインダーをのぞいているのは植田先生だ!

まさに植田先生の心の世界がこの美術館の至る所に展開されている。

写真をやっている人なら一度は訪れてほしい。

私も先生のようにファインダーを心の窓と思い、自らの世界を写せるようになりたい。。。。


Fh020020_2


植田正治美術館
http://www.japro.com/ueda/


Fh020017_2


| | コメント (0)

いつまでも暑いなぁ~と思っていたら、急に寒くなりました。
考えたら10月ももうすぐ終わり。。11月がやってきます。

街頭では、クリスマスイルミネーションの準備も始めています。


昨日はきれいな秋晴れだったので、太陽の下じゃないと乾かせないようなものを洗濯して、
家の中にも秋の太陽の匂いを招いていました。

やっぱり秋は気持ちいいなぁ~と思っていたのに、今日は曇りから雨。。。。
もの哀しい~ような・・寂しい~ような・・・そんな天気。


今年は秋は来ないまま冬になってしまうのでしょうか?

コスモスやすすきも自分たちの出番に戸惑っている様子です^^;

Fh000006

Fh000007


| | コメント (0)

暑さ寒さも彼岸まで

秋というのは突然やってくる。

昨日まで残暑残暑と叫んでいたのに、ある日突然寒くなる。
出かけるときに、薄っぺらいカーディガンだけ羽織って出かけて、夕方寒くて耐えられず、厚手のカーディガンを買ってしまったことも何度かある。。

先日会津に日帰り小旅行へ出かけてきた。
お彼岸の連休だったから本来ならもうすっかり秋のはずだが、まだTシャツ1枚だ。


塔のへつりの吊り橋や大内宿、水にはしゃぐ子供たち・・そして茅葺き屋根、ローカル線も夏休みに田舎のおばあちゃんのところに遊びに来たみたいで、童心に帰る。。

3


8


5


連休が明けたら、急に涼しくなってもう半袖ではいられない。
暑さ寒さも彼岸までっていうけど、本当だ。

そう言えば、いつまで暑いんだろう。。いつまで寒いんだろう。。という頃になると必ずおばあちゃんが、言ってたなぁ~
「暑さ、寒さも彼岸までやからなぁ~」って・・


1


2


7


| | コメント (0)